文部科学省GP 課題解決型高度医療人材養成プログラム│群馬一丸で育てる地域完結型看護リーダー文部科学省GP 課題解決型高度医療人材養成プログラム│群馬一丸で育てる地域完結型看護リーダー

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お知らせ一覧

日本医療マネジメント学会第7回群馬県支部学術集会にて研究発表をしました

 平成30年2月4日に桐生市で開催された日本医療マネジメント学会第7回群馬県支部学術集会で、「地域での暮らしを見据えた看護を実践する『在宅ケアマインド』に関する看護学生の意識」について、学部教育改革班を代表して金泉志保美准教授が発表しました。

 学部教育改革開始後、毎年度終了時に全学年の看護学生を対象に、在宅ケアマインドに関する意識調査を行っていますが、本研究は、平成26年度入学生の2年間の調査結果を元に、在宅ケアマインドに関する看護学生の意識とその変化を明らかにしました。地域での暮らしを見据えた看護への理解や実践は、2年次から3年次に向けて上昇がみられ、また、地域での暮らしを見据えた看護への興味・関心や訪問看護師としての就職意欲も向上したことを報告しました。在宅ケアマインドを育てる学部教育改革の効果による影響が考えられるとともに、「地域」「生活」「生活者」を学生が理解し、地域での暮らしを見据えた看護を実践できるような教育の充実に向けて、さらなる検討が必要であるとの課題を示しました。

 参加者からは、患者を「生活者」としてみることは大切なことだ、どのようなきっかけでその理解が高まるのか、などの意見や質問も出され、今後の教育の示唆を得ることができました。

 本学術集会は、「地域医療の絆を紡ぐ~統合への現在・過去・未来~」というテーマであり、病棟での退院支援の取り組みや、在宅医療の活動報告等の演題も多く発表されていました。また、「がんターミナル患者の在宅療養支援」「地域で取り組む小児在宅医療」という、二つの在宅支援にかかわるシンポジウムが開催されました。地域完結型看護の推進に向けて活動されている参加者との交流は、今後の取り組みに向けて有意義なものとなりました。

レポーター:地域看護学 助教 松井理恵

Update

平成30年度地域完結型看護実践指導者養成プログラム生(履修証明プログラム生)の募集(第3次)について

平成30年度群馬大学大学院保健学研究科 地域完結型看護実践指導者養成プログラム生(履修証明プログラム生)を募集(第3次)します。

募集人員

若干名

出願資格審査受付

(該当者)

平成30年2月14日(水)午後5時(必着)まで

出願期間

平成30年3月1日(木)から

    3月7日(水)午後5時(必着)まで

※必ず募集要項で出願資格を確認し、出願手続きを行ってください。

※募集要項はこちらからダウンロードし、A4版で印刷して使用してください。

News

地域完結型看護実践指導者演習の成果発表会が開催されました

平成29年12月19日、保健学科新棟ミレニアムホールで地域完結型看護実践指導者演習の成果発表会が開催されました。履修証明プログラム生と大学院コース生の計13名が、所属する地域における在宅ケアの課題その解決策について発表しました。

どの学生も既存資料・情報の収集、地域でのフィールドワークをもとに見出された課題を丁寧に分析し、具体的な方策まで検討されていたことが印象的でした。また、学生が検討した対象は母子から高齢者など多岐に渡っていましたが、共通していたのは、所属する施設や地域の課題を学生自身が主体的に解決したい、円滑な在宅ケアのためのシステムを構築したい等、熱意がこもった発表だったということです。

学外委員の先生方をはじめとした発表会参加者からは、貴重なご助言をいただくことができました。地域の特徴を踏まえた方策を検討できていることを評価していただき、学生からは安堵と共に達成感が見て取れました。

本成果発表会は、まず地域の課題に気付き、それを周囲と共有することからはじめ、連携の輪を広げながら課題解決に向かう重要性についての学びを共有する機会となりました。

レポーター:成人看護学 助教 菊地沙織

大学院・履修証明プログラムの詳細については、こちらをご覧ください

Update

日本看護科学学会の交流集会で附属病院GP関連教育連携班の活動について紹介し意見交換をしてきました

 平成29年12月16日(土)に仙台市で開催された、日本看護科学学会学術集会の交流集会で、附属病院GP関連教育連携班が「群馬一丸で育てる地域完結型看護人材の育成―病院と大学の協働による地域完結型看護人材育成の取り組み―」のテーマで発表し、会場に来てくださった方と活発な意見交換を行いました。本連携班からは総勢12名が参加しました。

 

 はじめに、本連携班の「附属病院と大学教員の協働による地域完結型看護人材育成の取り組み」について、4人の発表者が紹介しました。

 まず本連携班班長である常盤洋子教授から本連携班が「大学病院の看護職として地域での役割とつながりを自覚し、暮らしを見据えた看護実践ができる」というビジョンのもと取り組んできた、附属病院と大学教員の協働による地域完結型看護人材育成の概要について紹介がありました。

 次に、本連携班副班長の中村美香助教から、平成28年度、29年度に附属病院全看護職員を対象に行った「在宅ケアマインド」についてのプロモーション活動や周知状況の実態調査の結果について発表がありました。そこでは、実習指導者経験のある看護職員が、在宅ケアマインドの周知および活用状況が有意に高いことが示され、本学の強みである附属病院看護部と大学との協働体制を活かした循環型教育の重要性が述べられました。また、この協働体制の強みを活かした今後の取り組みについても発表がありました。

 次に附属病院 金井好子看護師長(教育・実習担当)より、本連携班が分析し導き出した「附属病院における地域完結型看護実践を目指した課題と目標」と、その改善を目指し、平成28、29年度に附属病院で継続して行った「暮らしを見据えた看護実践に向けた研修プログラムの概要と退院支援フローチャートの作成」について発表がありました。その中で、臨床現場における看護実践指導者である副看護師長を中心に、暮らしを見据えた看護実践に向けた教育を進めていくことによって、リーダーシップの発揮と部署の牽引へつながり、全スタッフの暮らしを見据えた看護実践を推進する上で効果的であったことが示されました。今後の課題として、暮らしを見据えた看護実践をするためのツールであり、退院支援の流れについて可視化できる「退院支援フローチャート」を、各部署の教育ツールとして有効活用することが挙げられました。また、管理者、全スタッフの意識改革の促進と知識の獲得にむけて、これまでの取り組みの成果を踏まえた継続性のある教育を行うことの重要性が述べられていました。

 最後に、高田幸子副看護部長(教育担当)より、「附属病院と大学の協働による地域完結型看護人材育成の取り組みの評価」について発表がありました。そこでは、履修証明プログラム修了生や人事交流経験者の活用により、在宅ケアマインドを持ち、患者を生活者と捉え、退院後の暮らしを見据えた看護を実践する病棟スタッフのロールモデルが示されていることで、病棟スタッフの意識の変化や、より効果的な学生指導が行われていることの報告などがありました。また、暮らしを見据えた看護実践者育成のため、平成28年度、29年度に行われた取り組みの評価として、看護職員が「暮らしを見据えた看護の必要性と地域連携の必要性の理解が深まった」、「在宅ケアマインドを意識した学生指導ができるようになってきた」などが報告されました。今後の課題として、暮らしを見据えた看護実践の強化およびそのための継続教育、そして循環型教育の取り組みの推進などが挙げられました。

 4人の発表の後、真剣な雰囲気の中行われた意見交換では、会場の方から「人材育成の取り組みの結果、スタッフに具体的にどのような行動の変化があったのか?今後はスタッフの行動レベルでの評価が必要ではないか?」と大変貴重なご意見をいただきました。附属病院 塚越聖子看護部長より、暮らしを見据えた看護実践についてのスタッフの意識向上という課題に対し、この2年間、退院支援の強化に取り組んできたこと、特に退院支援フローチャートを副看護師長が教育の一環としてスタッフと共に活用していくことで、全スタッフが暮らしを見据えた看護実践を行えるようになることを目指していると報告がありました。また附属病院患者支援センター冨田千恵子看護師長より、スタッフの具体的な行動の変化の一例として、病棟とケアマネジャーとの連携件数が、例年、年間20~30件であったのに対し、今年度は12月時点ですでに100件以上と、とても増えてきていることなど、現場での「暮らしを見据えた看護実践」の変化について報告がありました。

 また、会場の方から「現場が変わらないと地域完結型にならない、現場がどう変わったかの報告を待っている、群馬が先駆けモデルを示すことで、他も続いてくるのではないか」と今後の課題につながるありがたいメッセージもいただくことができました。意見交換を通し、現場スタッフの暮らしを見据えた看護実践の評価の視点を明確にしていくことが、本連携班の今後の課題の一つであると明らかになりました。

 今回の発表と意見交換を通し、同じような悩みを持っている施設があることがわかり、また、本連携班の大学と附属病院看護部の協働体制を活かした先駆的な活動は、全国のモデルとなるため、今後も活動を続け、成果を情報発信することが本連携班の役割であり、期待されていることであると強く感じました。

 今回の交流集会での発表は、これまでの附属病院GP関連教育連携班の約2年間の取り組みを振り返り、客観的に評価する大変貴重な機会となりました。今後も今回の交流集会の成果を活かし「病院と大学の協働による地域完結型看護人材育成」に取り組んでいきたいと思います。

レポーター:母性看護学・助産学 助教 深澤友子

Update

第37回日本看護科学学会において本事業に関わる教育の成果を発表しました

 平成29年12月16日、仙台市で開催された第37回日本看護科学学会において、群馬大学の看護教員を代表して辻村講師が「地域や在宅での暮らしを見据えた教員の意識や教育状況」について発表を行いました。市内は風花が舞う大変寒い一日でしたが、会場内では在宅看護や看護教育に関する研究が多く発表されていました。

 辻村講師は、研究目的である「群馬一丸GP導入から2年後の、教員の在宅ケアマインドの意識や教育状況」の電子ポスターを提示し(写真参照)、看護の対象者を患者ではなく生活者として捉えることが教員に浸透していることや、看護の専門領域の枠を越えて在宅ケアマインドの意識が高まっていることを強調しました。さらに今後は、全看護教員が一丸となって学生や病院看護師の在宅ケアマインドを強化できるよう具体的な指導方法を検討する必要があるとの課題を示しました。

 示説ポスターの周りには多くの方が関心をもって発表に耳を傾け、看護教員の意識改革の具体的内容についての質問も受けました。これに対し、入院中だけの期間を切り取るのではなく背景にある生活に着目する意識が重要であることを説明しました。

 今回の発表で、地域完結型看護の視点をもつ看護人材養成には、「教育提供者が社会の動向に高いアンテナをもち、講義・演習・実習と一貫して学生が対象者を生活者として看護を深めるような具体的な教育方法を実践し、成果をあげる」ことが重要であると考えました。

レポーター:基礎看護学 久保仁美

本事業の学部教育改革について、詳しくはこちらをご覧ください。

Update

平成30年3月1日(木)に 第2回講演会を開催します。➡盛況をもって、終了いたしました。

平成29年度第2回の講演会を開催いたします。

今回のメインテーマは、

「地域包括ケア時代の看護~暮らしをつなぐ看護の力~」です。

本講演会は、3月1日(木)に、盛況をもって終了いたしました。

ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。

第1部

地域完結型看護実践指導者養成プログラム(履修証明プログラム)修了生に、所属施設で実践している地域完結型看護についてご発表いただきます。

「住民主体に発展させた地域高齢者の居場所づくりの取り組み」

「地域住民と看護職に向けた在宅ケアマインド啓発の取り組み」

 

第2部

「地域包括ケア時代の看護~暮らしをつなぐ看護の力~」をテーマに、

文部科学省高等教育局医学教育課看護教育専門官

斉藤 しのぶ 先生をお招きし、

地域包括ケアにおける看護の展望と次世代につなぐ教育について、ご講演いただきます。

 

地域包括ケアや地域完結型看護の教育や実践の在り方について、ディスカッションするお時間も予定しています。

どなたでも無料でご参加いただけます。どうぞ皆さま、ふるってご参加ください。

      《日時》 平成30年3月1日(木)18:00~20:00

      《会場》 群馬大学大学院保健学研究科 

           ミレニアムホール 新棟2階

           (前橋市昭和町3-39-22)

  この他にも、下記の協力基幹病院にてテレビ中継を行います。

 内田病院(沼田市)

公立七日市病院(富岡市)

原町赤十字病院(吾妻郡)

鶴谷病院(伊勢崎市)

 《事前申し込み》

テレビ中継を行う4病院で参加される場合のみ、事前申し込みが必要です。

( 群馬大学で参加の場合は、事前申し込み不要。)

 《参加費》 無料

   (群馬大学で参加される場合は、駐車料金200円が必要です。)

 

講演会のチラシにつきましては、こちらをご覧ください。

Event

エンドオブライフケアのマイケアプラン演習を行いました

「高齢者ケアシステム論」を選択した看護4年生が、エンドオブライフケアのマイプランを立案し、各自発表・全体で和やかな雰囲気のなか討議をしました。

 「美味しいものを最期まで口から食べたい」のニーズは多く、それを実現するための方法として、訪問介護の利用や市町村及び民間の配食・宅配サービスの利用、タクシー補助券利用でヘルパーさんの助けを受けながらスーパーに行き、自分の目で好きな食材を買うなどのプランを出し合いました。「できるだけトイレで排泄したい」については、学生達は手すりや段差解消、ポータブルトイレ貸与、訪問介護の導入を考えていました。山田圭子先生前橋市地域包括支援センター西部:主任ケアマネジャー)からは、住宅改修がよいか福祉用具のほうがよいか検討が必要、ポータブルトイレはレンタルではなく購入になること、ヘルパーさんがタイムリーに身体介護でその都度介助することは現実的ではないので、訪問リハビリでトイレまでの動作を訓練してもらうことも重要とアドバイスをいただきました。

 「外見をきれいに保っていたい」、「できるだけお風呂に入り続けたい」、「(他者と)おしゃべりをして交流したい」、「(家族や友人に)頼りにしてほしい」、「盆栽を楽しみたい」、「旅行に行きたい」等、積極的なニーズも聞かれましたが、「あたりまえの生活を普通に続けたい」、「(悪くなっていくけれども)体調のよい時間をもちたい」というニーズも出されました。学生達は、ニーズに応じてサービスを考え、訪問看護の重要性も再確認をしました。

 最後に学生が高齢者になったときの時代はどんな社会になっているのか意見交換しました。社会保障費負担増のなか、人材不足を補う介護ロボットやAIの活用、インターネットでのサービス調整、スマホでの健康管理等、かなり様変わりしていると考えますが、在宅ケアマインドの精神は普遍であるといえるでしょう。

 レポーター:老年看護学教授 内田陽子

Update

人工肛門(ストーマ)を持って退院する患者の生活を見据えた看護を学ぶ

 平成29年7月6日に、成人看護学の授業で「人工肛門(ストーマ)造設患者の排便管理」を学習しました。群馬大学医学部附属病院の皮膚排泄ケア認定看護師の松井佐知子さんを講師にお迎えし、臨床における「退院に向けての人工肛門造設患者への看護」の実践について、教えていただきました。

人工肛門を造設した人は、自宅での排便コントロールや生活習慣を踏まえてのセルフマネジメントが求められます。看護職は、その人の入院前の生活を理解し、退院後の生活も想定し、本人のできることできないことに目を向け、手助けしてくれる家族や自宅環境も踏まえて、方法を考えなければなりません。講義では、実際の人工肛門や多彩な装具を写真でご紹介いただき、装具の金額など経済的なことにも目を向ける重要性を教えていただきました。その後、学生は人工肛門モデルにストーマ装具を貼付する演習を行いました。

 本学の看護学専攻3年生は、「装具が高額でびっくり」「人工肛門の管理を自宅で行うのは大変そう」「服装も考えた方がよいかも」と人工肛門を持って生活する人をイメージしながら演習を行いました。そして、「人工肛門があるからといって、温泉などに行けなくなるわけではない」「その人に適した装具や道具を揃える必要がある」「人工肛門を造る前から、造設後の生活を考えることが大事」「人工肛門を持つ人の専用トイレは少ないので、普通のトイレで便の処理ができる工夫を伝えたい」など、その人の生活を重視した看護の視点を学ぶことができました。

レポーター:成人看護学助教 塚越徳子

 

Update

群馬県看護学会に参加し、本事業を紹介しました

平成28年度11月15日(水)に、ベイシア文化ホールにおいて第21回群馬県看護学会が開催されました。この学会に広報班メンバー4名が参加し、ポスター展示にて群馬一丸GP事業の紹介を行いました。

今回は、履修証明プログラムと大学院コースについて、履修内容やこれまでの入学者の概要と修了生の活躍を中心にPR活動を行いました。

学会は盛況で、ポスター展示会場にも多くの方に足を運んでいただき、用意したパンフレットが足りなくなるほどでした。

メンバーの説明に対し、学生の参加者さんからは、「看護師として働くようになってからも、このように色々学べる機会があるんですね」という感想を伺いました。また、管理者の立場の参加者さんからは、「まだ募集期間に間に合うので、ぜひともスタッフを応募させたい」とのお声もいただきました。

履修証明プログラムの受講生や修了生もポスター前に集まりました。メンバーや他の学会参加者に対し近況報告をしていただき、情報交換の機会にもなりました。

 

お越しいただいた皆様、ありがとうございました。広報班では、今後とも、本事業の意義や成果を群馬県内外に積極的に発信していきたいと思います。

 

レポーター:地域看護学 准教授 石川麻衣

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