文部科学省GP 課題解決型高度医療人材養成プログラム│群馬一丸で育てる地域完結型看護リーダー文部科学省GP 課題解決型高度医療人材養成プログラム│群馬一丸で育てる地域完結型看護リーダー

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お知らせ一覧

平成29年度 第2回 講演会が開催されました

 平成30年3月1日 第2回 群馬一丸で育てる地域連結型看護リーダー事業講演会 「地域包括ケア時代の看護 ~暮らしをつなぐ看護の力~」が開催されました。

 第1部では、訪問看護ステーション所属の地域完結型看護実践指導者育成プログラムの第Ⅰ期 修了生 星野ますみ氏(月夜野訪問看護ステーションさくらんぼ)と佐藤美保子氏(訪問看護ステーションつるがや)が、地域でどのように活動しているかの報告がされました。演習で学んだ地区診断などを参考に、自分たちの地域の特徴をふまえた地域高齢者の居場所づくりや学生の実習指導への取り組みを発表していただきました。

 また、第2部では、文部科学省の齋藤しのぶ先生をお招きし、地域包括ケア時代の看護師を育成するための教育を今後どのように行っていくかをご講演いただきました。本事業が、地域にどのように貢献されているかを具体的に知ることができ、また今後の教員としての課題も明確化できる貴重な機会となりました。

レポーター:成人看護学 助教 京田亜由美

Event

平成29年度 第2回在宅看護・医療推進検討委員会(全体会議)が開催されました。

 平成29年3月1日に、第2回在宅看護・医療推進検討委員会(全体会議)を開催いたしました。本会議では、神田プロジェクトリーダーや各班の班長の先生方より、平成29年度の取り組み状況の報告と平成30年度の計画案の発表が行われました。学外委員の先生からは、平成30年度の計画案についての承認が得られました。

 また、学外委員の先生方より、本事業の取り組みの成果が見えてきていることに対するお褒めの言葉や改善すべき点についてコメントをいただきました。

 今回の全体会議で頂いたコメント等を真摯に受け止め、最終年度に向けさらに本事業が発展していけるように、一丸となって本事業取り組んでいきたいと思います。

リポーター:群馬一丸GP 専任助教 箱崎 友美

Update

地域包括マッチングイベント・PR大会に参加してきました

 厚生労働省老人保健健康増進等事業の地域包括マッチング事業、地域包括ケアシステムの構築に向け、医療・福祉政策の一環として個別ニーズの解決を積み重ね、総合的なまちづくり政策に向けた取り組みです。この事業は、外部の力を求めたい「自治体」と、地域包括ケアに貢献できると考えられる「大学」、「社会福祉法人・医療法人」、「民間企業」などをつなぐことが目的です。

 2月27日のイベント・PR大会には、マッチングを求める自治体がそれぞれの地域特性を分析し、今後行いたい取り組みや必要とする外部の力についてプレゼンテーションを行っていました。

 このイベントには食品会社や旅行会社の方が参加されており、衣・食・住すべてが生活に関わることであり、地域包括ケアには欠かせないと再認識することができました。また、地域の抱える課題に対し、産(産業や民間企業)・官(行政、自治体)・学(教育機関や研究機関)の枠を越え、地域の枠を越えて連携することを目標とする取り組みに驚き、感銘を受けました。

本事業においても、プロジェクトの最終年度を迎えようとしている今、様々な枠を越えて連携をすることや、地域包括ケアシステムの一端を担う者として何ができるのかなど、今後の在り方を考えていきたいと思います。

 

レポーター:群馬一丸GP専任助教 箱崎友美

Update

第7回 看護学教員の交流サロンを開催いたしました。

 平成30年2月19日(月)保健学科新棟2階大学院講義室において第3回群馬一丸GP交流サロンが開催されました。保健学研究科看護学講座教員17名が集い、大山教授からは群馬県内の糖尿病患者会が開催・運営している『榛名湖一周歩こう会』の長年の取り組みと、金泉准教授からは『地域で取り組む小児在宅医療~群馬県小児等在宅医療連携拠点事業~』のテーマでお話を伺いました。その後活発な質疑応答や意見交換が交わされました。

 大山教授からは群馬県内の糖尿病患者会が主体となり25年間実施している『榛名湖一周歩こう会』の取り組みについてお話しいただきました。患者さん自身が主体となって企画・運営し、糖尿病療養に基づいてプログラムが考えられており、小講演の内容や昼食・休憩時のおやつのメニューに至るまで細やかな工夫がなされているという企画の実際について理解を深めることができました。また、患者主体の運営やリーダーの存在、リーダーをサポートするメンバーの存在など25年間という長きに渡り開催が継続できている秘訣があり、療養している暮らしの中で患者さんが主体的に取り組むことが主催者や参加者のやりがいにもつながっているのだと感じました。毎年看護学専攻の学生も参加しており、学生からは糖尿病療養をしながらも元気に生活している患者さんの暮らしを知ることができたとの感想があったとのことでした。

 金泉准教授からは群馬県小児等在宅医療連携拠点事業における多職種連携の取り組みについてお話を聞くことができました。新生児の救命率の上昇に伴い医療的ケア児も増加している現状を知り、家族の愛情に育まれながら家庭や地域の中で生活することで様々な刺激を受けて児の発達は促進されるため、小児在宅医療推進は大変意義があることを改めて学ぶ機会となりました。しかし、レスパイト機能の拡充や退院後のコーディネート機能の充実、在宅医療提供体制の充実、情報提供や相談支援の強化、対象児の状況把握・ニーズ把握などにおいて課題があり、多職種連携で小児在宅医療を支援していく体制の重要性を痛感しました。群馬県では具体的支援や相談事業はもちろんのこと、研修会の開催や小児在宅医療提供が可能な医療機関のデータベース化など多職種連携で多岐に渡る取り組みを充実させている段階であることを知ることができました。金泉准教授も保健師ワーキングや看護師向け研修会の開催などにおいて協力しながら活動しているというお話を伺うことができました。

“大学教員として”“医療者として”と、それぞれの役割から地域完結型看護を考え実践していく方法について理解を深め合う機会となりました。これを履修証明プログラム・学部・大学院教育へしっかりとつなげ、地域完結型看護の実践に結びつけていきたいと考えます。

 

レポーター:母性看護学・助産学 助教 鈴木禎子

Update

日本医療マネジメント学会第7回群馬県支部学術集会にて研究発表をしました

 平成30年2月4日に桐生市で開催された日本医療マネジメント学会第7回群馬県支部学術集会で、「地域での暮らしを見据えた看護を実践する『在宅ケアマインド』に関する看護学生の意識」について、学部教育改革班を代表して金泉志保美准教授が発表しました。

 学部教育改革開始後、毎年度終了時に全学年の看護学生を対象に、在宅ケアマインドに関する意識調査を行っていますが、本研究は、平成26年度入学生の2年間の調査結果を元に、在宅ケアマインドに関する看護学生の意識とその変化を明らかにしました。地域での暮らしを見据えた看護への理解や実践は、2年次から3年次に向けて上昇がみられ、また、地域での暮らしを見据えた看護への興味・関心や訪問看護師としての就職意欲も向上したことを報告しました。在宅ケアマインドを育てる学部教育改革の効果による影響が考えられるとともに、「地域」「生活」「生活者」を学生が理解し、地域での暮らしを見据えた看護を実践できるような教育の充実に向けて、さらなる検討が必要であるとの課題を示しました。

 参加者からは、患者を「生活者」としてみることは大切なことだ、どのようなきっかけでその理解が高まるのか、などの意見や質問も出され、今後の教育の示唆を得ることができました。

 本学術集会は、「地域医療の絆を紡ぐ~統合への現在・過去・未来~」というテーマであり、病棟での退院支援の取り組みや、在宅医療の活動報告等の演題も多く発表されていました。また、「がんターミナル患者の在宅療養支援」「地域で取り組む小児在宅医療」という、二つの在宅支援にかかわるシンポジウムが開催されました。地域完結型看護の推進に向けて活動されている参加者との交流は、今後の取り組みに向けて有意義なものとなりました。

レポーター:地域看護学 助教 松井理恵

Update

平成30年度地域完結型看護実践指導者養成プログラム生(履修証明プログラム生)の募集(第3次)について

平成30年度群馬大学大学院保健学研究科 地域完結型看護実践指導者養成プログラム生(履修証明プログラム生)を募集(第3次)します。

募集人員

若干名

出願資格審査受付

(該当者)

平成30年2月14日(水)午後5時(必着)まで

出願期間

平成30年3月1日(木)から

    3月7日(水)午後5時(必着)まで

※必ず募集要項で出願資格を確認し、出願手続きを行ってください。

※募集要項はこちらからダウンロードし、A4版で印刷して使用してください。

News

地域完結型看護実践指導者演習の成果発表会が開催されました

平成29年12月19日、保健学科新棟ミレニアムホールで地域完結型看護実践指導者演習の成果発表会が開催されました。履修証明プログラム生と大学院コース生の計13名が、所属する地域における在宅ケアの課題その解決策について発表しました。

どの学生も既存資料・情報の収集、地域でのフィールドワークをもとに見出された課題を丁寧に分析し、具体的な方策まで検討されていたことが印象的でした。また、学生が検討した対象は母子から高齢者など多岐に渡っていましたが、共通していたのは、所属する施設や地域の課題を学生自身が主体的に解決したい、円滑な在宅ケアのためのシステムを構築したい等、熱意がこもった発表だったということです。

学外委員の先生方をはじめとした発表会参加者からは、貴重なご助言をいただくことができました。地域の特徴を踏まえた方策を検討できていることを評価していただき、学生からは安堵と共に達成感が見て取れました。

本成果発表会は、まず地域の課題に気付き、それを周囲と共有することからはじめ、連携の輪を広げながら課題解決に向かう重要性についての学びを共有する機会となりました。

レポーター:成人看護学 助教 菊地沙織

大学院・履修証明プログラムの詳細については、こちらをご覧ください

Update

日本看護科学学会の交流集会で附属病院GP関連教育連携班の活動について紹介し意見交換をしてきました

 平成29年12月16日(土)に仙台市で開催された、日本看護科学学会学術集会の交流集会で、附属病院GP関連教育連携班が「群馬一丸で育てる地域完結型看護人材の育成―病院と大学の協働による地域完結型看護人材育成の取り組み―」のテーマで発表し、会場に来てくださった方と活発な意見交換を行いました。本連携班からは総勢12名が参加しました。

 

 はじめに、本連携班の「附属病院と大学教員の協働による地域完結型看護人材育成の取り組み」について、4人の発表者が紹介しました。

 まず本連携班班長である常盤洋子教授から本連携班が「大学病院の看護職として地域での役割とつながりを自覚し、暮らしを見据えた看護実践ができる」というビジョンのもと取り組んできた、附属病院と大学教員の協働による地域完結型看護人材育成の概要について紹介がありました。

 次に、本連携班副班長の中村美香助教から、平成28年度、29年度に附属病院全看護職員を対象に行った「在宅ケアマインド」についてのプロモーション活動や周知状況の実態調査の結果について発表がありました。そこでは、実習指導者経験のある看護職員が、在宅ケアマインドの周知および活用状況が有意に高いことが示され、本学の強みである附属病院看護部と大学との協働体制を活かした循環型教育の重要性が述べられました。また、この協働体制の強みを活かした今後の取り組みについても発表がありました。

 次に附属病院 金井好子看護師長(教育・実習担当)より、本連携班が分析し導き出した「附属病院における地域完結型看護実践を目指した課題と目標」と、その改善を目指し、平成28、29年度に附属病院で継続して行った「暮らしを見据えた看護実践に向けた研修プログラムの概要と退院支援フローチャートの作成」について発表がありました。その中で、臨床現場における看護実践指導者である副看護師長を中心に、暮らしを見据えた看護実践に向けた教育を進めていくことによって、リーダーシップの発揮と部署の牽引へつながり、全スタッフの暮らしを見据えた看護実践を推進する上で効果的であったことが示されました。今後の課題として、暮らしを見据えた看護実践をするためのツールであり、退院支援の流れについて可視化できる「退院支援フローチャート」を、各部署の教育ツールとして有効活用することが挙げられました。また、管理者、全スタッフの意識改革の促進と知識の獲得にむけて、これまでの取り組みの成果を踏まえた継続性のある教育を行うことの重要性が述べられていました。

 最後に、高田幸子副看護部長(教育担当)より、「附属病院と大学の協働による地域完結型看護人材育成の取り組みの評価」について発表がありました。そこでは、履修証明プログラム修了生や人事交流経験者の活用により、在宅ケアマインドを持ち、患者を生活者と捉え、退院後の暮らしを見据えた看護を実践する病棟スタッフのロールモデルが示されていることで、病棟スタッフの意識の変化や、より効果的な学生指導が行われていることの報告などがありました。また、暮らしを見据えた看護実践者育成のため、平成28年度、29年度に行われた取り組みの評価として、看護職員が「暮らしを見据えた看護の必要性と地域連携の必要性の理解が深まった」、「在宅ケアマインドを意識した学生指導ができるようになってきた」などが報告されました。今後の課題として、暮らしを見据えた看護実践の強化およびそのための継続教育、そして循環型教育の取り組みの推進などが挙げられました。

 4人の発表の後、真剣な雰囲気の中行われた意見交換では、会場の方から「人材育成の取り組みの結果、スタッフに具体的にどのような行動の変化があったのか?今後はスタッフの行動レベルでの評価が必要ではないか?」と大変貴重なご意見をいただきました。附属病院 塚越聖子看護部長より、暮らしを見据えた看護実践についてのスタッフの意識向上という課題に対し、この2年間、退院支援の強化に取り組んできたこと、特に退院支援フローチャートを副看護師長が教育の一環としてスタッフと共に活用していくことで、全スタッフが暮らしを見据えた看護実践を行えるようになることを目指していると報告がありました。また附属病院患者支援センター冨田千恵子看護師長より、スタッフの具体的な行動の変化の一例として、病棟とケアマネジャーとの連携件数が、例年、年間20~30件であったのに対し、今年度は12月時点ですでに100件以上と、とても増えてきていることなど、現場での「暮らしを見据えた看護実践」の変化について報告がありました。

 また、会場の方から「現場が変わらないと地域完結型にならない、現場がどう変わったかの報告を待っている、群馬が先駆けモデルを示すことで、他も続いてくるのではないか」と今後の課題につながるありがたいメッセージもいただくことができました。意見交換を通し、現場スタッフの暮らしを見据えた看護実践の評価の視点を明確にしていくことが、本連携班の今後の課題の一つであると明らかになりました。

 今回の発表と意見交換を通し、同じような悩みを持っている施設があることがわかり、また、本連携班の大学と附属病院看護部の協働体制を活かした先駆的な活動は、全国のモデルとなるため、今後も活動を続け、成果を情報発信することが本連携班の役割であり、期待されていることであると強く感じました。

 今回の交流集会での発表は、これまでの附属病院GP関連教育連携班の約2年間の取り組みを振り返り、客観的に評価する大変貴重な機会となりました。今後も今回の交流集会の成果を活かし「病院と大学の協働による地域完結型看護人材育成」に取り組んでいきたいと思います。

レポーター:母性看護学・助産学 助教 深澤友子

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第37回日本看護科学学会において本事業に関わる教育の成果を発表しました

 平成29年12月16日、仙台市で開催された第37回日本看護科学学会において、群馬大学の看護教員を代表して辻村講師が「地域や在宅での暮らしを見据えた教員の意識や教育状況」について発表を行いました。市内は風花が舞う大変寒い一日でしたが、会場内では在宅看護や看護教育に関する研究が多く発表されていました。

 辻村講師は、研究目的である「群馬一丸GP導入から2年後の、教員の在宅ケアマインドの意識や教育状況」の電子ポスターを提示し(写真参照)、看護の対象者を患者ではなく生活者として捉えることが教員に浸透していることや、看護の専門領域の枠を越えて在宅ケアマインドの意識が高まっていることを強調しました。さらに今後は、全看護教員が一丸となって学生や病院看護師の在宅ケアマインドを強化できるよう具体的な指導方法を検討する必要があるとの課題を示しました。

 示説ポスターの周りには多くの方が関心をもって発表に耳を傾け、看護教員の意識改革の具体的内容についての質問も受けました。これに対し、入院中だけの期間を切り取るのではなく背景にある生活に着目する意識が重要であることを説明しました。

 今回の発表で、地域完結型看護の視点をもつ看護人材養成には、「教育提供者が社会の動向に高いアンテナをもち、講義・演習・実習と一貫して学生が対象者を生活者として看護を深めるような具体的な教育方法を実践し、成果をあげる」ことが重要であると考えました。

レポーター:基礎看護学 久保仁美

本事業の学部教育改革について、詳しくはこちらをご覧ください。

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