文部科学省GP 課題解決型高度医療人材養成プログラム│群馬一丸で育てる地域完結型看護リーダー文部科学省GP 課題解決型高度医療人材養成プログラム│群馬一丸で育てる地域完結型看護リーダー

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お知らせ一覧

日本医療マネジメント学会第8回群馬県支部学術集会にて研究発表をしました

 2019年1月28日、前橋市で開催された日本医療マネジメント学会第8回群馬県支部学術集会にて、「地域での暮らしを見据えた看護に関する看護学生の理解度と実践度の3年間の推移」と題して、京田亜由美助教が口演発表を行いました。

 学部教育改革の開始後、毎年度末に全学年の看護学生を対象に、地域での暮らしを見据えた看護に関する理解度、実践度、興味・関心についての調査を行ってきており、昨年度も2年間の変化について同学術集会にて報告しましたが、今回は、2014年度入学生の2年次終了時、3年次終了時、および卒業時の調査結果から、3年間の推移について発表しました。地域での暮らしを見据えた看護の実践度は3年次から卒業時での伸びが高い傾向にあったこと、地域での暮らしを見据えた看護や訪問看護への興味・関心は、3年次が最も高かったことなどから、積み上げ方式による教育改革により学生の自己評価が高まったと考えられるが、今後は地域完結型看護の実習指導方法の確立が必要であることや、3年次に高まった訪問看護への興味・関心を卒業時まで維持する教育が必要であるという課題を示しました。発表に対して、具体的にはどのような教育を行っていくとよいかとの質問がありました。また、実習を受け入れている病院の看護師側も、例えば訪問看護師とのカンファレンスの場に同席できる機会を多く作るなど、地域を見すえた看護を意識した実習指導が必要とのコメントもいただきました。有意義な意見交換ができたと思います。

(レポーター:小児看護学 准教授 金泉志保美)

News

平成30年度 在宅看護・医療推進検討委員会 全体会議を開催しました

 平成31年1月23日に、本事業における平成30年度の活動報告、外部評価委員会の結果報告のために、全体会議を開催しました。

 会議には、10名の学外委員と39名の学内教員等が参加しました。神田プロジェクトリーダーからは、5年間の本事業の事業実績について、外部評価委員の方々より概ね良い評価をいただいたことと、平成30年度の事業実績の概要が報告されました。また、各班の代表者からは、平成30年度の各班の活動報告がなされました。また、学外委員の方々より本事業の取り組みの成果が挙がっていることが述べられました。

 今後も、一丸となってこれまで本事業にご協力いただきました皆様とともに協働し、地域での暮らしを見据えた看護ができる人材養成に取り組んでいきたいと思います。

 

レポーター:群馬一丸GP専任助教 箱崎友美

Update

第38回日本看護科学学会学術集会にて附属病院GP関連教育連携班による研究発表を行いました

 12月15日(土)、16日(日)に愛媛県松山市(ひめぎんホール)にて、第38回日本看護科学学会学術集会が開催され、附属病院GP関連教育連携班(以下、GP連携班)を代表して、保健学研究科の塚越徳子助教がGP連携班の取り組みの成果について、ポスター発表しました。

 今回の発表のタイトルは、『大学病院副看護師長のリーダーシップをスタッフ教育に活かすことを目指した「退院支援研修」の成果』です。

 附属病院ではこれまでに地域完結型看護実践ができる看護職育成のために、様々な研修プログラムを導入してきました。今回はその研修プログラムのひとつである「退院支援研修」に参加した副師長が捉えた研修の成果を分析した結果を発表しました。

 会場では急性期病院における退院支援について研究をされている他大学の教員から、「GP連携班の活動内容」や「大学病院での退院支援の現状」についての質問がありました。また、他大学附属病院の教育担当者からは、「現場の看護職に暮らしを見据えた看護がなかなか浸透しない。どのような研修プログラムを実施しているのか、具体的な内容を教えて欲しい。」などの質問がありました。

 GP連携班では「大学病院の看護職として地域での役割と繋がりを自覚し暮らしを見据えた看護実践ができる」をビジョンに掲げて、暮らしを見据えた看護が実践できる看護職者の育成に取り組んできました。地域完結型看護実践ができる看護職育成のためには、現場で退院支援の中心的役割を担う副師長のリーダーシップをスタッフ教育に活かすことが不可欠です。

 今後も、地域完結型看護実践が実践できる看護人材育成を目指して、大学教員と附属病院看護部との連携を図りながら、研修プログラムを発展・継続していきたいと考えます。

 

レポーター:基礎看護学 助教 中村美香

Update

履修証明プログラム・大学院コースの学生の地域完結型看護実践指導者演習の成果発表会が行われました。

 平成30年12月7日に、履修証明プログラム・大学院コースの学生の地域完結型看護実践指導者演習の成果発表会が行われました。 

 この、全三日間の演習は、統計データやフィールドワークから浮かび上がる地域の課題の明確化、社会資源の検索、などをとおして、自施設における課題と「今」私にできることを検討するプロセスを重視した内容となっています。

 成果発表では、履修生9名、大学院生2名が検討した解決策を発表しました。

 それぞれの学生が掲げた解決策が、自身が中心となり勉強会を開催することや、退院支援チームを立ち上げることなど具体的であり、所属施設の看護職としてだけではなく、地域の看護職の一人として課題解決に向かう様子が感じられました。

また、学生同士の質疑応答も活発に行われ、その中で「是非、協力したい」との申し出があり、解決に一歩近づく場面もありました。

 学外委員の先生方からは、「履修生や大学院生たち自身が貴重な社会資源(人材)となるだろう」という温かい激励のお言葉や、「支援すべき対象者の課題を暮らしの中で解決するために、学生たちもまた生活共同体として存在してほしい」といったご助言をいただきました。

 それぞれの立場で掲げた課題解決策という新たな目標に向かい、これからも履修生同士のつながりを大切に地域完結型看護が実践できるよう共に頑張っていきたいと思います。

レポーター 基礎看護学 久保仁美

Update

外部評価委員会を開催しました

「群馬一丸で育てる地域完結型看護リーダー」事業は、今年度が最終年度となりました。

平成30年11月29日に、最終評価を行うための、外部評価委員会を開催いたしました。

会議には、7名の外部評価委員と本事業における各班の班長・副班長を含む、約20名の学内教員が参加しました。そして、神田プロジェクトリーダーをはじめとする各班の代表者より5年間の本事業の取り組みと成果について報告を行い、外部評価委員の方々より概ね良い評価をいただきました。

 

今後は、本事業の継続について、学内教員だけでなく、関係各所の皆様と一丸となって検討していきたいと思います。

レポーター:群馬一丸GP専任助教 箱崎友美

Update

地域完結型看護実践指導者実習/地域完結型看護実践リーダー実習発表会が開催されました

 平成30年10月16日に履修証明プログラム・大学院コースの学生の地域完結型看護実践指導者実習/地域完結型看護実践リーダー実習発表会が開催されました。

 発表会では「在宅看護の理解実習」と「実習指導方法の修得実習」の2つの実習での学びについて、9名の履修証明プログラム生、3名の大学院コース生が発表を行いました。

 在宅看護の理解実習では、対象者の暮らしや希望に合わせた看護を提供すること、地域のケア提供者間との連携の実際や対象者が住む地域をみることの重要性など、対象者の在宅療養を取り巻く現状や多職種連携等の学びについて発表がありました。本実習で学んだことを自身の所属施設でどのように活かしていくか、新たに見えてきた課題にどう取り組んでいくのかについて、各発表者が自分の言葉で語る姿を拝見し、課題解決に向けたビジョンを持つことが大切なのだと実感しました。

 実習指導方法の修得実習は、所属施設での在宅療養支援を考慮した学生実習指導のプロセスについて発表がありました。これまでの学習内容を反映させて教材観・学生観・指導観を考察し、それぞれの施設で充実した実習指導が行えたことが分かりました。私自身も現在領域別実習指導を担当しているため、明日からの実習指導に活用させていただきたいと思いました。

レポーター:成人看護学 助教 菊地沙織

Event

附属病院と大学の協働型人材育成の取り組みについて発表が行われました

9月20日(木)、21日(金)に群馬大学刀城会館で北関東医学会総会が行われ、附属病院GP関連教育連携班(以下、GP連携班)を代表し、附属病院看護部 高田副看護部長がGP連携班の取り組みを発表しました。『附属病院と大学の協働による地域完結型看護実践ができる附属病院看護職の人材育成-暮らしを見据えた看護が実践できるというビジョン実現に向けた附属病院と大学の協働型人材育成の取り組み-』をテーマに、ポスター発表が行われました。

 会場では、附属病院職員や群馬大学の学生・留学生など、多くの方に発表を聞いていただきました。発表を聞かれた方からは、「病院と大学で一緒に取り組みを行っていて素晴らしい。」「社会的なニーズの高い取り組みであるので、ますます頑張ってほしい。」などの声がありました。また、看護学専攻の学部生からは、「私たちにはなじみになった“在宅ケアマインド”が臨床現場でどのように実践されているのか理解できた。」などの声も聞かれました。

 この発表は、全発表演題37題中6題に選出され、見事、優秀発表賞を受賞しました。21日(金)には、高田副看護部長が受賞式に臨み、参加者から多くの拍手が送られました。この受賞は、GP連携班の取り組みが評価されたものととらえ、今後の活動につなげていきたいという思いを班員で共有しました。

 GP連携班では、今後も大学と附属病院と協働して地域完結型看護実践ができる看護職育成の継続教育研修プログラムを発展させ、地域完結型看護を実践できる人材の育成を進めていきたいと考えています。

レポーター:成人看護学 助教 塚越徳子

Update

第2回 教員の交流サロンを開催しました

 平成30年9月19日(水)保健学科新棟2階大学院講義室において、平成30年度第1回群馬一丸GP教員交流サロンが開催されました。保健学研究科看護学講座教員21名が集い、坂入先生から「こころのふれあい★バザー展」について、高橋先生から「健康フェスタでのご紹介―慢性腎臓病の進展防止にむけた健康相談―」をテーマにお話を伺いました。その後活発な質疑応答や意見交換が交わされました。

 

 坂入先生から、「こころのふれあい★バザー展」の目的やこれまでの歴史、今年度実施された内容について、お話しいただきました。精神科病院で作業療法等により作成した品々を紹介や販売することを通して、精神障害者に対する理解と精神保健福祉に対する認識を深めることを目的として、毎年開催されていました。当事者や家族の交流の場だけでなく、保健医療福祉の専門家やボランティア、一般住民の交流の場ともなっていました。このイベントの開催にあたり、様々な保健医療福祉の専門職や学生が協力していることを知り、多職種連携の大切さを学びました。さらに、学生の体験や学びの場ともなっているとのことでした。このような交流の場を通して、一般住民のこころの健康についての理解や関心を高めてもらうことが大切だと学びました。

 

 高橋先生からは、腎疾患対策に関する近年の動向、健康フェスタでの活動内容、ボランティアに参加した方の感想について、お話しいただきました。腎疾患は重症化すると血液透析等が必要となり、健康や生活の質に重大な影響を及ぼす疾患でもあるため、国としても対策が強化されています。新規透析導入を予防あるいは遅らせるためには、慢性腎臓病の早期の介入が重要であること、そのためには住民への慢性腎臓病に関する普及啓発が大切であるとのことでした。高橋先生は群馬県や前橋市主催の健康フェスタにボランティアとして参加し、腎臓ケアに関する普及啓発や健康相談をされているとのことでした。イベントの来場者は健康意識の高い方が多く、ボランティアで参加している専門職もやりがいを感じているとのことでした。参加した学生は、一般住民の家庭での健康実践について知る機会になったとともに、専門職として知識を身に付ける必要性を学んでいたとのことでした。

 

 ボランティアに参加し当事者や一般住民の方と交流することは、地域貢献だけでなくボランティア自身の学びの場、そして学生の教育の場ともなっていることを改めて実感しました。これを履修証明プログラム・学部・大学院教育へしっかりとつなげ、地域完結型看護の実践に結びつけていきたいと考えます。

 

レポーター:地域看護学 助教 桐生育恵

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平成30年度 群馬一丸で育てる地域完結型看護リーダー事業 講演会を開催しました。

 本事業5年目の集大成として、平成30年9月1日(土)に、群馬会館で講演会を開催いたしました。当日は、一般の市民の方をはじめとする群馬県内・外の保健・医療・福祉関係者、学生等、345人という大勢の皆様にご参加いただきました。

 第一部は特別講演、講師中村伸一先生(おおい町国民健康保険名田庄診療所所長)からテーマ:「いい人生だった」その一言のために~本人・家族ができること、医療介護関係者がすること~」のご講演をいただきました。中村先生の活動はテレビ番組で紹介、ドラマ化もされ、全国にファンがいらっしゃいます。本講演のため、はるばる福井から何時間もかけて来ていただきました。クイズを交えながら、テンポよく、ご自身の経歴、往診や看取り、地域での活動をお話いただき、先生の魅力に聴衆はたちまち引き込まれました。ユーモアとデータの提示もあり、笑いや涙あり、納得、何度も胸に響く言葉がありました。ケアマネジャー(元看護師)さんからの声かけが本人・ご家族の看取りの意思を後押ししたお話では、「まさに、本学のGPに求める地域完結型看護リーダーの目指すべき姿。その人の生活と人生を理解しているからこそ出る言葉だ。これからも看護がんばらねば。」と強く思いました。

 

 

会場からは、「中村先生出演のテレビを観て、医師になる決意をし、先生のようにどうしたら住民とうまくコミュニケーションをとれる医師になれますか?」という本学の医学生の質問や、「私は90歳になりました。先生の話を聞いて、いい人生だったと思えるように、残りの人生を考えて大切に生きたい。」という男性市民の感想をいただきました。その他、多くの参加者が自分の生き方、在宅ケアについて考え、感動した講演会でした。

 

 第二部はシンポジウムです。テーマは「住み慣れた地域での生活を支えるための看護」で、4人のシンポジストにご発言いただきました。まず、本学のGPプロジェクトリーダー神田清子教授がGP教育の実際と評価についてお伝えしました。また、本学の学生、教員、そして、卒業生・修了生が今後大きく、地域の人を巻き込んでの波及効果が期待できることの発信をいたしました。次に、住民代表の山口富雄さんからは魂のこもったお話をしていただきました。自らの介護、看取り体験、その重い苦悩と、苦悩を解きほぐした訪問看護師(履修証明プログラム修了生)との出会い、遺族交流会参加のお話は、多くの方が当事者として共感されたかと思います。月夜野病院院長、櫻井明先生からは、みなかみ町の特性を踏まえた地域包括ケアのしくみづくり、住民主体の認知症カフェ開設、履修証明プログラム修了生のリーダーとしての活躍についてお話いただきました。最後は関根京子さん(青梨子訪問看護ステーション管理者)が履修証明プログラム修了生の代表者として、前橋市と医師会がタッグを組んで作成した、事前指示冊子「私の人生ノート」(前橋市医師会作成)を活用して、自宅での看取りを実現した訪問看護について心を込めて語っていただきました。

 

 

全体ディスカッションでは、医師、看護師だけでなく、全ての人々が地域包括ケアシステムを担うプレイヤーとしての自覚を高め、手をとりあって、住み慣れた地域での生活を実現していく重要性を共有できました。 

市民の一人ひとりが、「群馬で生活して、最後を迎え、いい人生だった」と思えるように、これからも群馬大学では、群馬一丸で育てる地域完結型看護リーダー教育の発信をしていきたいと考えております。

 最後に、講演会開催につきまして群馬県、群馬県医師会・看護協会・訪問看護ステーション連絡協議会、県内の大学、住民の方々に多くのご協力をいただきました。心より深く感謝申し上げます。

 

レポーター  老年看護学教授  内田陽子

(講演会・広報班 班長)

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